ホーム > 製品案内 > マイクロ波試料前処理装置 ETHOS 1(エトスワン)
原子吸光・ICP-MS分析のための前処理装置として、またWEEEやRoHS指令に対応する分析の前処理においても、マイクロ波前処理装置は必要不可欠なものとなっています。
ここではマイクロ波装置のトップメーカーであるMilestone社の高性能な前処理システム「ETHOS 1」をご紹介します。
マイクロ波試料前処理装置 ETHOS 1について
分解+濃縮+溶媒抽出+タンパク質加水分解=ETHOS 1
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ETHOS 1はアクセサリーの追加変更により密閉系分解、開放系分解、溶媒抽出、濃縮、タンパク質加水分解といった機能を数分で切り替えることができます。
基本性能
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優れた安全性(装置本体)
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優れた安全性(分解容器)
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幅広いアプリケーションに柔軟に対応
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サンプルの種類に合わせて様々なローターを選択することができます。例えば、最高温度が300℃のNOVA-10ローターなら、炭化ケイ素、酸化金属、鉱物、耐火物質といった特に高温を必要とする分解が困難な試料に適しています。
また、石英ローター Q-20は容器に石英を使用しているため、容器壁面へのメモリー効果と汚染が最小化され、特に超微量分析で優れた性能を発揮します。
アクセサリー
原子吸光・ICP・ICP-MSなどで微量分析を行う場合、溶媒の純度や容器の洗浄は非常に重要な要素です。Milestone社は豊富な経験と大きな開発力を元に、これらの問題を解決するさまざまな装置を開発しました。
Insert(インサート)
標準の分解容器の中に入れるさらに小さい分解容器です。TFM製、クォーツ製があり、原子吸光、ICP、ICP-MSによる食品や農産物、潤滑油、顔料サンプルの微量、超微量分析に適した分解を目的として使用できます。
Milestone社製反応ローターに対応しています。(一部のローターを除く)
- 微量サンプルを少ない酸量で分解
- 揮発性元素を確実に回収
- クォーツインサートは材質が石英のため、容器内汚染も軽減され、低ブランク値が得られる
TraceCLEAN(トレースクリーン)
酸加熱還流方式による自動洗浄装置です。微量金属元素分析のための器具洗浄に最適です。
マイクロウェーブ装置用の容器、ICP、ICP-MS用のアクセサリーだけでなく、一般的なテフロン・ガラス・クォーツ製の容器を自動洗浄し、そのまま保管ラックとして装置内で密閉管理できます。
洗浄用の酸は装置内でサブボイリング精製され、純粋な酸蒸気で洗浄することが出来ます。洗浄室内はPTFEコーティングされたステンレス製で、酸の影響を受けません。洗浄は密閉システム内で行われ、操作者と酸蒸気の接触がありません。
洗浄はプログラムに沿って自動的に行われ、プリセットプログラムの他に専用プログラムを自由に作成・保存できます。
- 超微量分析対応の酸還流洗浄システム
- マイクロ波分解容器、ICP、ICP-MS用アクセサリー、テフロン、ガラス、石英器具の洗浄
- テフロン製ラックとホルダーで手作業を最小限に抑える
- 自動温度コントロール
- プリセットプログラムの他、専用のプログラムを自由に作成保存
- 内蔵の排気/冷却機能により酸蒸気との接触を排除
- ステンレス製の洗浄室はPTFEで耐酸コーティング
DuoPure(デュオピュア)
酸を精製する装置です。純度の低い酸から高純度の酸を精製しします。使用する酸のコストを大幅に削減することができます。
- 必要な純度によりシングル蒸留、ダブル蒸留、トリプル蒸留などを行える
- 低コストの酸を使用することにより費用を節約
- サブボイリングにより母液の飛沫を防止
- 高い生産性
ベーシックモデルタイプ
マイクロ波による分解や溶媒抽出はETHOS 1だけで行うことができますが、それぞれ専用のベーシックモデルとして『マイクロ波試料前処理装置 START D』や『マイクロ波溶媒抽出装置 START E』という製品もご用意しております。
主な性能や信頼性はそのままに必要な機能だけに特化させたことで、導入しやすいモデルとなっております。
詳しい情報は直接弊社へお問い合わせください。
マイクロ波試料前処理装置 START D
マイクロ波前処理は、その優れた利便性によりAAS、ICP、ICP-MS向けサンプルの前処理において今や主流の技術となっています。化学反応において、高い反応温度は反応速度を促進します。マイクロ波と分解容器の技術とを併用することで、溶液の沸点をはるかに超える温度までの急速加熱を実現します。
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マイクロ波溶媒抽出装置 START E
科学技術の粋であるGC、GC-MS、ICPなどの分析装置が普及している一方で、試料前処理においては技術の進歩は遅れていました。前処理専用のマイクロ波装置を用いることで、試料前処理作業の技術水準を、分析装置に匹敵するレベルにまで引き上げ、より効率的に高精度な分析が可能になります。START Eは、最先端の制御装置と安全装置を備えたマイクロ波溶媒抽出装置です。
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Q&A
- 短時間分解 →時間から分単位へ
- 水銀やヒ素、セレンといった揮発性元素の完全回収
- 酸蒸気による作業環境の悪化がない
- 環境からのコンタミがない
- クロスコンタミがない
- 酸の使用量が少ない
- 操作に手間がかからない
- 確実な再現性
化学反応において、高い反応温度は反応速度を促進します。マイクロ波と分解容器の技術と併用することで、溶液の沸点をはるかに超えた急速加熱を実現します。

このメソッドの特長は、加熱時間がたったの15分であることです。従来の酸分解による前処理法では4時間程度要します。
ETHOS 1は、密閉系だけでなく開放系の分解も行うことができます。自動注液装置と連動しており、分解途中に酸を追加していくことでサンプル量を増やすことができます。




















