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マイクロウェーブ高温灰化装置

マイクロ波灰化は、電気炉での灰化に比べ非常に迅速に灰化処理ができるのが特長です。Milestone社は豊富な経験と開発力を元に、迅速でかつ安全性に優れた灰化システムを開発しました。

試料の灰化は製品の品質管理や研究開発に重要です。ただ従来の電気マッフル炉による試料灰化は測定完了までに長い時間を要するため、分析工程の上で処理能力上、ネックになりがちでした。また灰化中に発生する熱や悪臭でラボ環境を汚染する問題もありました。
マイクロ波高温灰化装置PYROシリーズは、高温度のマイクロ波加熱を用い短時間で高い精度の灰化を効率的に行います。灰化によるラボ環境への影響もありません。

マイクロ波高温灰化装置 PYROシリーズ

製品ラインナップ

マイクロウェーブ硫酸灰化装置 マイクロウェーブ高温灰化装置
マイクロ波硫酸灰化装置 PYRO SA
  • 強熱残分試験法・重金属試験法・ヒ素試験法などに対応
  • コントロール温度1000℃まで
  • 正確な温度コントロールにより突沸を防ぐ
  • 省スペース型タッチパネルコントローラー
  • 全てのパラメーターをカラーグラフィック表示
  • PID制御(条件に見合った出力を装置が自動選択)のため、条件設定が簡単
  • 発生した酸性ガスは2段階の回収槽とアルカリ中和槽を経て安全に処理
マイクロ波高温灰化装置 PYRO 260
  • コントロール温度1000℃まで
  • 省スペース型タッチパネルコントローラー
  • 全てのパラメーターをグラフィック表示
  • PID制御(条件に見合った出力を装置が自動選択)のため、条件設定が簡単
  • ガス洗浄モジュール(VAC-1000)との接続により、硫酸灰化にも対応

仕様

 PYRO SA / PYRO 260
マグネトロン搭載:1200ワット、 最大出力:1000ワット
周波数2450MHz
マイクロ波照射デフューザーによる均一照射
排気装置内蔵型
ハードウェア全ステンレス製(耐酸・耐有機溶媒ポリマーコーティング)
ドア 全ステンレス製
オーブン内部全ステンレス製
本体寸法48(W)×55(D)×56(H)cm
本体重量57kg
電源単相230V、2.4kW(50/60Hz)
温度範囲20-1000℃
温度コントロール熱電対(タイプ K NiCr-Ni)
加熱エレメントシリコンカーバイド製
マッフル炉材質特殊セラミック製マッフル炉
シリコンカーバイド製加熱エレメント
炉内容量3.3リットル
炉内寸法24.2×16.2×8.4cm
るつぼ収容数8個(50mm外径)、6個(60mm外径)、4個(80mm外径)、2個(100mm外径)
※いずれも高さ70mmまで

 PYRO SAPYRO 260
■基本性能 
オーブン本体
   
■コントローラー部  
コントロールターミナル640 
コントロールターミナル260 
   
■その他  
ガス洗浄モジュール VAC-1000※1

※1 オプションにて対応可能

Q&A

Q: 今までの電気マッフル炉と比べマイクロ波灰化の優れている点は何ですか?
A: 主なところは次の通りです。
  • マイクロ波を炉内発熱体に吸収させ、迅速に加熱できる事です。
  • また、実験専用に設計された装置で安全性に優れており、ラボに悪臭・煙・熱などの悪影響を及ぼしません。
Q: なぜマイクロ波灰化は他の方法に比べ再現性が高いのですか?
A: easyCONTROLソフトウェアが確実な灰化工程を可能にするからです。

多種多様な時間と温度の上昇カーブを設定・保存でき、後は装置がその条件を実行します。装置からは均一なマイクロ波照射と正確な温度コントロールが行われます。装置上部にはマイクロ波を炉内に均一分配するためのモジュールが付属し、1000℃までの精密な温度コントロールが高い再現性を実現します。

Q: 高温灰化装置PYROシリーズでは硫酸灰化を実施できますか?
A: できます。

硫酸灰化装置PYRO SAでは専用のガス洗浄モジュールを備えており、発生した酸性ガスを安全に回収します。このガス洗浄モジュールはPYRO 260にも取り付けることが可能です。