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ホーム > 製品案内 > マイクロ波試料前処理装置 ETHOS 1 > アルカリ溶融ローター MultiFAST-4

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アルカリ溶融ローター MultiFAST-4(マルチファースト4)

マイクロ波による溶融

一般的に溶融処理は、るつぼ等に酸化物試料と融剤を加え、高温条件下で融剤により試料を溶融する前処理法です。溶融された試料は、そのままディスク状に成型してXRFに、あるいは、酸に溶解させ、溶液としてAAやICP-AES,ICP-MSに用いられます。

MultiFAST-4 はマイクロ波による試料溶融を可能とした、とても斬新なローターです。Milestone社製マイクロ波前処理装置ETHOS 1 およびSTART D に搭載することで、幅広いアプリケーションを実現します。セメント,鉄鋼,底質,スラグ,岩石,セラミックス,顔料,ガラスや石英まで、様々な試料の分析に適用できます。

MultiFAST-4の写真

構成

MultiFAST-4は、とてもユニークなマッフル炉と回転ローターで構成されています。マッフル炉内では4検体同時処理が可能です。マッフル炉は、金属製るつぼを石英繊維製インサートと炭化ケイ素製るつぼホルダーが覆う三重型構造であり、炭化ケイ素が効率的にマイクロ波を吸収することで、迅速な温度上昇を可能とします。また、回転ローターにより、全てのるつぼがムラ無く加熱されます。さらに、赤外線による非接触型温度制御機能により、全てのるつぼの温度を精確に管理します。

MultiFAST-4の構成

特長

迅速な加熱を実現
MultiFAST-4はマイクロ波を熱源とした溶融処理を行います。炭化ケイ素製るつぼホルダーを採用し、短時間で1000℃まで昇温させることが可能です。

るつぼの温度管理
赤外線温度センサーを通して全るつぼの融解温度を管理します。リアルタイムでグラフをターミナル上に描画し、融解処理の再現性を高めます。

最高の使いやすさ
燃焼ガスを必要としない、簡単な操作と高い安全性により、溶融作業をサポートします。

温度上昇グラフ

溶融アプリケーション例(XRF分析用)

認証値と、MultiFAST-4で溶融したサンプルの分析値との比較

  • サンプル量:1.5g
  • 融剤:80%LiBO2+20%Li2B4O7 約7g
  • 最高保持温度:900℃
  • 処理時間:約10分

■ガラス
  SiO2 Al2O3 Fe2O3 TiO2 CaO MgO BaO ZnO ZrO2 Total
認証値 63.58 6.8 0.16 0.08 15.27 1.56 0.055 6.189 0.174 99.28
MultiFAST-4 63.62 6.85 0.16 0.07 15.28 1.55 0.057 6.201 0.17 99.39

■長石(Ca, Na, K)AlSi3O8
  SiO2 Al2O3 Fe2O3 TiO2 CaO MgO Na2O K2O Total
認証値 71.01 17.19 0.0959 0.295 0.67 0.11 9.6 0.27 99.81
MultiFAST-4 71.02 17.37 0.0972 0.296 0.66 0.1 9.54 0.28 99.95

対応システム

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