ホーム > 製品案内 > コロニーカウンター QCount

     
コロニーカウンター

Spiral Biotech社の自動コロニーカウンターQCountは、ペトリシャーレに培養したコロニーを正確に計測する装置です。

高解像度のCCDビデオカメラを用いた画像解析により対象とするコロニーを検出します。斬新な照明システムを搭載していますので寒天表面からの反射光を減少させ正確な計測が可能です。スパイラルプレーターAutoplate4000とのコンビネーションにより多検体処理に最適です。
食品・医薬品をはじめとする多くの分野でご利用いただけます。

  • スピーディーで高精度な画像解析(処理能力:400枚プレート/時間、検出可能最小サイズ:0.1mm)
  • 計測者間の誤差がない
  • 良好な再現性
  • 専用ソフトウェアによりデータの編集が可能
  • 再計測が可能
  • FDA21 CFR Part11, CFR Part58対応型ソフトウェア

コロニーカウンター QCountの搭載機能

Platerタイプ

混釈法(Pour)、平板培養法(Spread)、スパイラル法(Spiral)からプレートに合わせてカウント設定を選択します。スパイラル法については弊社取扱い製品Autopateシリーズの他、国内販売されている他機種(ModelD)にも対応し、プレーティングメソッドも各種選択可能です。

コロニーカウンター プレート設定の選択コロニーカウンター スパイラル設定の選択コロニーカウンター スパイラルモードの選択

プレート設定の選択

スパイラル設定の選択

スパイラルモードの選択

Top/Bottom light

コロニーの計測は、コロニーと寒天培地のコントラストを基準に設定されます。濃い色調のバックグラウンドに明るい色調のコロニーが生育している場合は“ Top light”を使用し、コロニーとバックグラウンドの寒天培地の間のコントラスト小さい場合は、“Bottom light”の設定でDiffuser(拡散プレート)により光を拡散してコロニーを読み取ります。

コロニーカウンター 照明設定1コロニーカウンター 照明設定2

Top light照明設定[E.coli / チョコレート寒天培地]

Bottom light照明設定[E.coli / EMB寒天培地]

Edit Colony / Edit Total Colony

ステージ上の画像を計測前に画像編集したり、計測後のコロニー数を削除・追加編集することができます。

カウントコロニーの追加

カウントコロニーの追加(水色マーク)&削除(赤色マーク)

Data履歴(編集前後の履歴)

編集されたデータは基データへと上書きされません。後日データ履歴を追い画像の再確認及びかいせき状況を追跡できます。FDA21 CFR Part11, CFR Part58に対応したデータ記録管理に最適です。

Reduce Region

Pour&Spreadプレートをカウントする際、ライト照射によりプレートの縁から反射される光をコロニーとして計測してしまうような場合、予め誤差カウント分の計測範囲を縮小することができます。

コロニーカウンター 計測範囲 変更1コロニーカウンター 計測範囲 変更2コロニーカウンター 計測範囲 変更3

PCA培地 混釈培養

Reduce Regionなしカウント:
プレート縁からの乱反射光がコロニーの集団として計測誤算の原因となります。

Reduce Region機能でのカウント:
計測範囲を縮小して乱反射光のカウント誤差をなくします。

Area Multiplier

Pour&Spreadプレート培養の場合、プレートのメニスカス付近までコロニーが形成される場合があります。Area Multiplier機能は基準測定範囲に%単位で計測エリアを追加したと仮定し、増大した分のコロニー数を換算します。データベース上、基準範囲内のコロニー実測値は記録されcfu/ml値のみが範囲増大した換算値とされるため、基データの再編集が可能です。

クリックで元画像表示クリックで元画像表示

Area Multiplier設定なしでのカウント [E.coli / EMB寒天培地]

Area Multiplier設定でのカウント [E.coli / EMB寒天培地]

Size Distribution

カウントしたコロニー総数を0.5mmずつにサイズ分布しグラフで表示します。サイズ分布は%で表示され、基データの総数から各サイズのコロニー数を換算できます。

クリックで元画像表示

カウントコロニーサイズ分布グラフ

Excelベースのデータ管理

ソフトウェアに蓄積されたデータをCD-ROMで保存する他、Excelベースで数値を管理することもできます。Excelにはプレート設定条件の詳細も保存され、カスタマイズなデータ管理に最適です。

クリックで元画像表示

カウントコロニーサイズ分布グラフ

カラー解析対応

Color QCount

Color QCountは、7つのプリセットカラー構成によって多種類の色彩を識別するカラー解析対応コロニーカウンターです。血液寒天培地やMOX培地など、様々なアプリケーションに対応できる機能を備えています。

コロニーカウンター カラー解析対応1コロニーカウンター カラー解析対応2

仕様

 Color QCountQCount
計測時間1秒
検出可能なコロニーサイズ0.10mm以上
照明システム上部入射照明、下部透過照明、暗視野照明
測定プレートタイプ混釈プレートモード、スパイラルプレートモード、スプレッドプレートモード
検出全自動
計測モード自動フルカラー計測モード、自動クラスター検出モード(特許:6243486/6381353)
手動計測モード、編集モード
希釈倍率任意の希釈倍率
コンピューターPentium4プロセッサー内蔵PC、モニター、キーボード、マウス
記憶装置ハードディスクドライブ:40GB、CD-RWハードディスクドライブ:20GB
平均データ記録サイズ12MB/plate400KB/plate
カメラCCDビデオカメラ、12(Frames/s)
カメラレンズ12mm、F:1.4
イメージモニター19インチ、解像度1280×1024pixels
電源100V、240V(50Hz/60Hz)
寸法(W×D×H) 34cm×32cm×46cm
重量13Kg
使用環境18〜35℃、湿度80%以下

サポート

弊社ではQ Countの導入前サポートとして、装置貸出デモやデータ解析サポートを行っております。

装置貸出デモ

お客様によって、サンプルを社外へ持ち出すことができない現状から、弊社ではQ CountとAutoplate4000をシステムとしてお貸ししております。貸出期間は標準で1〜2週間です。

データ解析サポート

プレーティングの状況により、良いデータが得られない場合がありますので、スパイラルプレーター(Autoplate4000)を同時にお貸ししております。得られたデータは(ご同意の上で)メーカーへ送信し、お客様の使用しているプレートの適正やプレートに対する条件出し、データに対するコメントをフィードバックすることも可能です。

お申込み/お問合せ

ライフサイエンス部門サポート担当:営業2グループ 菊池 (r.kikuchi@milestone-general.com)
TEL : 044-850-3811(代表) / FAX : 044-819-3036

Q&A

Q: Color QCountとは?
A: Color Qcount は、高画像解像度 CCD カメラ、特殊照明システム、輪郭アルゴリズムをスフとウェアに備えたプレート上のコロニーカウント用装置です。使いやすい設計と高精度な機能を持っております。
Q: Color QCountでの色彩、サイズの識別が可能か?
A: Color QCount は、独自の輪郭アルゴリズム分析ソフトウェアを機能として備えており、コロニーサイズを精密に分析し、プレートカウント上のSpecificなコロニーをカウントとして追加したり削除することが可能です。
Q: 周囲の環境照明が Color QCountに影響を及ぼしますか?
A: Color QCount は独自の照明システムを備え、カメラベースのコロニーカウントに影響を及ぼすとされてきた影や周囲の環境照明を除去する機能を持っています。そのため、Color QCountをご利用になる際に暗室や環境照明の調整を行なう必要がありません
Q: Color QCountと目視カウント(マニュアルカウント)はどのように比較するのか?
A: 最近でのデモンストレーション的な研究では、95% 以上の確率でColor QCountとマニュアルカウントととの相関差が 0.1log 以内であるという結果を得ています。この研究はは、Pour法、Spread法、Spiral法とプレート法全般において、複数の培地/細菌の組み合わせで行っています。Spread法では、99%の確率でマニュアルカウントとの相関差が0.1logとなり、Pour法においては、100%の確率で相関差が0.1log〜0.2logの間にあります。
Q: Color QCount はどれだけ迅速な測定ができますか?
A: 標準100mmプレートにおいて、画像読み取りからコロニー算出までを2秒以内で行ないます。各プレートの準備や編集作業に追加として5〜10秒を費やしても、1時間に300〜400枚のプレート分析を処理することができます。
Q: Color QCountでカウントされたコロニーをマニュアル編集することができますか?
A: 手動で編集することが可能です。データベースに保蔵されたプレート画像は常に印刷、再分析することができます。コロニーをマニュアル的に追加したり削除することができ、編集後に再計算されるとマニュアル編集されたことを示す印が付けられます。
Q: プレートカウントを行なう前に、しきい値の設定や時間調整が必要ですか?
A: 培地のバックグラウンドとなる色が自動的に“ 0 点”またはしきい値として認識され、分析前の設定として作業上のロスを削減します。必要であれば全てのパラメーターはマニュアル調整することができますが、システムは一般的に使われる培地 / 細菌の組み合わせにより最適化され、通常“ one-click ”操作のみが必要となります。
Q: 標準的なメンテナンス作業が必要となりますか?
A: 通常メンテナンスは必要ありません。Color QCountは非常にシンプルな構造をしており、日常メンテナンスを必要としません。装置のステージ上を清潔に保つことだけを必要とします。
Q: Color QCountの最小検出限界のコロニーサイズは?
A: 最小検出サイズは 0.1mm です。
Q: Color QCountは、重なり合ったコロニーを分別できますか?
A: 独自の輪郭アルゴリズム分析でコロニー塊にある微妙なシフトを解析しピークとなる部分を認識します。この方法でクラスター内にあるコロニーが精密に検出されます。
Q: Color QCount は、どのタイプの培地/細菌の組み合わせを読み取ることができますか?
A: Color QCount は、透明、カラー、不透明培地上のコロニーの明暗を読み取るために厳密に設計されています。様々な照明機能により、操作の最適化を図ります。
Q: スパイラルプレートしかカウントできないのか?
A: Color QCount は全ての標準プレート法(Pour,Spread,Spiral)で作成されたプレートをカウントすることができます。
Q: Color QCount のデータはどのようにイメージされるのですか?
A: データは、GLPに従順で管理データの蓄積するデータベースに保存されます。全てのデータは直接Excelに保存されるか、CD-ROM にアーカイブされます。Color QCountのMS-Office2000から情報を引き出すことができます。Color QCountデータベースに保存されたプレート画像においても同じ操作が可能です。
Q: Color QCountでマニュアルカウントの画像を処理できますか?
A: マニュアルカウントによる数値化されたデータをデータベースソフトウェアに入力することができます。また、マニュアルカウント用グリッドでカウントされたスパイラルプレート用に、Cfu/ml 単位で自動的に換算されます。