分析工程

測定対象サンプルは、オートサンプラー内のサンプルボートから装置内に導入されます。
サンプルは始めに炉内で乾燥されたのち、酸素キャリアガス条件下にて加熱されます。
さらに高温触媒炉にて過熱分解され、水銀蒸気が生成されます。
金アマルガメーターに捕集された水銀蒸気を加熱気化することで、水銀が検出部へと送り込まれます。このとき、水銀濃度は原子吸光法による吸収波長 254 nmにて測定されます。

DMA-80の構造

なおDMA-80にはDMA-80Tri-cell DMA-80の2つのタイプがあります。
それぞれの違いは以下の通りです。

DMA-80

2種の測定セル、水銀ランプ、および水銀測定用検出器を備えている標準タイプです。

分析工程

下は、測定で得られた水銀ピークのグラフです。

水銀ピークのグラフ

検出器にて検出された試料中の水銀絶対量は、ソフトウェアにて含有濃度として演算されます。
ソフトウェアは吸光ピークとその積分値を表示し、得られた測定データは、定量分析のみでなく、新たなメソッド開発やトラブルシューティングにも応用が可能です。

DMA-80 測定濃度レンジ DMA-80 検出下限
0.03-1500 ng Hg 0.003 ng Hg

Tri-cell DMA-80

Tri-Cell DMA-80は、2つのシリコンUV検出器と 3つの吸光セルを搭載した新しい全自動水銀測定装置です。
これによりさらなる低濃度の水銀測定へ対応できることで、アプリケーションの幅が広がります。 また、6桁にも及ぶ広い測定レンジを実現します。

分析工程
測定濃度レンジ Tri-cell DMA-80 検出下限
0.01-1500 ng Hg 0.001 ng Hg

特長

優れた測定感度(Hg標準溶液:0.2μg/kgを測定した場合)

測定平均値 m(bar) = 0.2280 μg/kg、相対標準偏差 RSD=2.48%と、非常に精確な測定結果が得られます。

この新しい測定システムにより

  • 低濃度水銀サンプルの測定
  • 様々なアプリケーション

を実現します。

Tri-cellの特長

製品紹介ビデオ

Milestone社のさまざまな製品をビデオでご紹介しています。リンク先はメーカーサイト(英語)となります。

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